社団法人かずさ青年会議所は、まち、ひとづくり、を通じて木更津・君津・富津・袖ヶ浦 四市の発展に貢献します。
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2008年度 基本方針

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社団法人かずさ青年会議所

茂田秀和

所信

「青年としての英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会を築く」

これが私たち(社)かずさ青年会議所の創立から今日に至るまで、そしてこれからも未来永劫目指す目的です。

 

一人ひとりイメージは違うことと思いますが、残念ながら今日の社会は、明るい豊かな社会とはかけ離れているように感じられます。ばれなければ良いと他者を思いやらず自己の利益のみを追求する大人や企業、自己中心的な欲求を満たすために家族をも殺める青少年、己のステイタスを保持することに多くの時間を費やす政治家や官僚。私たちもこのような殺伐としたニュースに、憤りを感じながらも「またか・・・」と日常として当たり前に聞き流している。これはとても寂しい社会です。

こんな時代だから、不景気だから、自分のお金や時間を使って人のために何かをしている場合ではない。ボランティア活動するなんて割に合わない。このようなことを耳にします。そもそも公益活動やボランティア活動は直接的には割に合うものではないのかもしれません。しかしながら、その活動によって社会が変化していく。結果、廻り回って私たち自身や家族、その後の子孫に至るまでの安心や幸せとして繋がっていくものではないでしょうか。チョットおかしいと感じている時代だとすれば、そのおかしな時代を積極的に切り開いていく団体、社会を変革していく団体が青年会議所です。須く私たち青年会議所の運動や活動は、私たち自身の生きる「社会」そのものに対して、未来を見据え、向き合わなければなりません。

明るい豊かな社会に変革すること、それは私たち青年会議所が想っていても、市民一人ひとりの意識の変革がなければできないことです。同じ市民として市民に対し、社会に対して行動していく必要があります。

 

社会に対して行動するのであれば、私たち自身が何よりも多くの学びや気づきに出会うことが必要となります。

私たちは(社)かずさ青年会議所メンバーであると同時に(社)日本青年会議所やJCI(国際青年会議所)のメンバーであります。それぞれの地域に青年会議所があり、地域に根付いた活動をしていますが、この世界に拡がるネットワークが青年会議所の大きな一つの特徴です。地域地域での活動はありますが、時には日本や世界といったマクロの視点も重要で必要なものです。多角的な様々な視点が、私たち自身の生活に密着し、私たちの地域に活きてきます。私自身、JCIのプログラム「国際アカデミー」に参加する機会に恵まれ、また、出向によって大変貴重な経験をさせていただきました。日本はもとより世界に拡がるその時の友人が、私に様々な気づきを与えてくれ、そして私自身の支えとなっております。環境こそ違えども、それぞれの地域、様々な立場で、同じ志を持ち同じ目的を目指している同世代の仲間が世界中にいるのです。

2008年は、ここ「かずさ」の地で「千葉ブロック協議会会員大会」が開催され多くのメンバーが集結します。そこに、開催地として大きな機会が生まれます。このかずさという地域を発信すると共に、県や国といった視点を、私たちが社会に対して行動する上で、多くの気づきや学びをこの地域にもたらすものとなるでしょう。

 

「我が愛する郷土新しき木更津のより飛躍的発展を願うと共に日本国内はもとより世界の青年と提携し国際的理解及び親善を助長し世界の繁栄と平和の為微力を尽くし度いと念願しております。」

私たちの前身である木更津青年会議所の設立趣意書の一文で、設立の趣旨となる部分です。木更津のみならず君津、富津、袖ケ浦と四市で活動を続け、また四市の合併も視野に入れ「木更津青年会議所」から「かずさ青年会議所」へと変化した中で、私たちの先輩が想い、立ち上げた青年会議所は43年に亘り「不連続の連続」といわれる中、連綿とこの地元で活動を続けてまいりました。

青年会議所は毎年、理事長をはじめ理事が改選されます。一年毎に新たな理事が選出され、新たな方針でその一年に臨む。これは、その年毎に運動や活動が変わってしまうということではありません。半年前は既に昔、ブームとして目まぐるしく変わっていく現在の社会世相の中、一年毎にその時代背景と共に変化し、先を見据え活動していく。「青年としての英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会を築く」という目的に向かっての大きな流れは決して変わることなく、その流れの中で青年会議所活動があります。私たちはその目的に向かっているのか、その目的に向かって今、何をすべきなのか。絶えず自問自答していく必要があります。

目的に向かって、市民や行政といった社会に対し、中期、短期的な目標(ビジョン)を定め、一年毎の集積、修正を加えながら、事業(ミッション)を計画、展開することで、社会のみならず青年会議所や私たち一人ひとりに対して価値(バリュー)が生まれるものだと考えます。

 

世界では有数な経済力もあれば、容易に得ることもできる様々な情報もあり、誰でも「想い」さえあれば新たな勉強も、仕事も、様々な世界に見聞を広げに行くこともできる、そんな自由もあります。先人が戦後何もない時から、わずか数十年のうちに私たちに残してくれたこの豊かさが、今日のチョット歪んだ社会を築いてきたわけではありません。昨今では忘れられがちではありますが、情緒豊かな四季のある国土を持ち、かつては世界でも例を見ない「美徳」といわれる謙虚さ質素さ、純粋で素直な心、感謝の心を背景に築いてきてくれたものだと考えます。

「明るい豊かな社会」からかけ離れていってしまっている社会に対し、私たちができることは多くあるはずです。先人が築いてきてくれたこの社会を、より良く、未来に、次世代に引き継いで行く責任があります。

 

「明るい豊かな社会」に完成はないものかもしれませんが、その目的に向かい切磋琢磨していくこと、その過程が何よりも大切ではないでしょうか。

大きな夢を描いていても、行動していかなければ何にもなりません。一人ひとりが責任感を持たなければ、その行動に繋がっていきません。

私たちの世界、国、地域、そして子孫や未来に対し、私たちが想い描く「明るい豊かな社会」に向けて、わずか一歩でも “前へ”、 たとえそれが半歩だとしても“前へ”、 積極的に進んで行きましょう。

 

 

≪運動方針≫

【社会変革運動】

社会の変革は、私たち青年会議所だけでできるものではありません。私たちと同じ一人ひとりの市民と共にしなければ、本当の変革には繋がっていかないでしょう。憲法にもあるように、私たちの生活する日本において、主権者は国民である私たち自身です。

昨今の傾向として、国民総コメンテイター、評論家である様に見受けられます。政治や行政に不平や不満をぶつけ、全てをその所為にしてはいないでしょうか。政治家には政治家の、行政には行政の担いがあり、最終的にその責任は私たち自身にあります。この意識がかなり希薄になっているように感じられます。

私たちも含め市民一人ひとりが積極的に社会に関わっていくこと、興味を持って参画していくことが重要であり、明るい豊かな社会に繋がっていくものであると考えます。

また、県で推進しております市町村合併は第2ステージを迎えております。今後加速していく地方分権型社会に向け、私たち市民が真の地方自治とはなんなのか、改めて考えなくてはなりません。地方分権型社会においては、市民が主役となり、様々な諸問題について発言し、市民に一番近い基礎自治体がそれを受け政策を立案し実行していくことが重要であると考えられます。そのためには基礎自治体はどのような形態が望ましいのか、どのような行政運営が効果的なのかまで考える必要があります。

時代の先駆者、社会のリーダーたろうとする青年会議所が正にそれら先陣となり、その場面を創造していかなければなりません。2006年度2007年度と続いた市長選公開討論会といった市民意識変革運動の継続と共に、プラーヌンクスツェレ型市民討議会といった新たな手法を取り入れ、市民自身が自分自身の住むまちを積極的に考える機会の創造に向け、運動を展開してまいります。

 

【青少年開発運動】

明るい豊かな社会に向け、私たちの未来に責任を持つことは必要不可欠です。私たち自身が私たちの社会に責任を持つと共に、子を持つ親世代として次世代への責任を持っています。

様々な場面で教育についての論議がされております。そんな中、昨今、精神的な豊かさ、倫理道徳観についての見直しが叫ばれております。将来の日本を担う青少年に対し、責任世代の私たちは道徳力の向上に努めていく必要がありますが、青少年に対してだけ教育し、責務を負わせることに疑問を感じます。「子は親の鏡」と言われる様に子供にとって最も身近な先生は「親」です。私たちも含めた親世代である大人の道徳力の低下が現在の青少年に大きく影響していると考えます。親、家庭、地域と言った青少年を囲む環境を充分考えなければなりません。私たち大人が変わらなければ青少年の健全育成に繋がってはいかないのではないでしょうか。

2007年度、家族の絆を育み、子供たちの可能性と才能を呼び起こす事業として「かずさ天才こども塾-ゴルフ編-」を開催し、予想を上回る反響を呼び、多数のご家族に参加いただきました。2008年度も更に発展した形での開催を目指します。また、郷土愛・倫理観を伝える「かずさの魂(こころ)」運動に取り組んでまいりました。様々な調査・研究をしてまいりましたが、その実践、行動を目指し運動を展開してまいります。

 

【渉外活動】

JCI(国際青年会議所)、日本青年会議所、関東地区協議会、千葉ブロック協議会と様々な単位でネットワークを持っていることは、大きな機会を持っていること同義であります。これこそが、青年会議所の持つ最大の利点ではないでしょうか。そこで学び、自身を磨き、友情を育む。自分自身だけでなく、この地域へも大きくフィードバックすることができるチャンスとなります。この機会を逃すことなく、それぞれの事業、大会への参画のみならず、出向者への支援を積極的に推進します。

2008年度、1991年以来17年ぶり3回目となる千葉ブロック協議会会員大会が、私たちの活動するこのかずさの地で開催されます。開催地青年会議所として、千葉ブロック協議会への積極的な参画が求められております。これは機会と経験、友情といった多くのことを吸収し、この地域に還元する貴重な機会となります。県下約1100名の青年会議所メンバーを「かずさ」らしくお迎えし、積極的に携わっていきます。

 

【広報活動】

現在、様々な多様化した情報を瞬時に受け取る事ができ、また発信できる時勢です。私たちの活動もその都度、発信することが可能となっております。いち早く、広く発信することで、多くの方々に私たちの運動や活動の理解を促すだけでなく、様々な議論を呼び起こすことが可能であると考えます。積極的に多様な媒体から情報を発信し、私たちの運動の理解と共感を得ることによって青年会議所が何を求め、そのためにどんな活動をしているのかを地域にアピールすることに努めてまいります。

 

【内部充実】

 公益法人制度改革に伴い、2007年度、改めて自身の組織について見直しがなされ、この組織の存在意義、価値といったものの確認を進めてまいりました。当青年会議所においての方向性もメンバー認識の一致が見られ、今後、公益社団法人取得に向け様々な変更を推進する必要があります。2008年12月1日の法施行と同時に特例社団法人となり今後5年間の移行期間に公益社団法人格取得のための行動を起こさなければなりません。既に始まっております会計基準の見直しにおいても、より厳格に新システムへの移行をいたします。

また、組織力の強化は必要不可欠なものです。青年会議所活動の活性化、硬直した組織にならないためにも会員拡大は常に必要です。会員拡大においては全員で取り組み組織力の強化に繋げていきます。同時に、メンバー自身の意識向上が非常に重要です。一人ひとりが「前へ」と常に意識し積極的に行動しましょう。そのための仕掛けも創っていかなければなりません。魅力ある組織、魅力あるメンバーとなり自信を持って発信をしていきましょう。

 

 

≪事業計画≫

【社会変革運動】

1.    公開討論会の調査研究、実施

2.    市民討議会の調査研究、実施

3.    広域行政ならびに合併に向けた調査研究

 

【青少年開発運動】

1.    郷土愛・倫理観を伝える「かずさの魂(こころ)」運動の調査研究、展開実施

2.    「かずさ天才こども塾」の実施

3.    青少年健全育成に向けた環境に対する調査研究

 

【渉外活動】

1.    千葉ブロック協議会第41回会員大会への開催支援、協力

2.    関東地区協議会第56回関東地区フォーラム松戸大会への支援

3.    JCI・日本青年会議所・関東地区協議会・千葉ブロック協議会への協力

4.    花蓮国際青年商会との交流

5.    その他地域団体への協力および交流

 

【広報活動】

1.    ホームページの管理、運営

2.    広報誌の発行

3.    他各種メディアの活用によるJC運動・活動の受発信

 

【内部充実】

1.      会員拡大

2.      公益法人制度改革に関する対応

3.      会計の見直し・新システムへの移行

4.      3分間スピーチの実施

5.      他各種資料、書類の精査



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