1965年君津郡市からなる1市11町村を活動エリアとして成立した木更津青年会議所は当時、地域の中核を木更津市になっていたことからその名称を選定しました。そして1973年10月8日に社団法人設立許可を受け(社)木更津青年会議所となりました。
その後活動エリアは合併や市制化と経て木更津、君津、富津、袖ヶ浦の4市に集約され、当地域では一部において広域行政が行われ、市民生活レベルにおいても経済、文化、教育など個々の市を超えて営まれてきました。
東京湾横断道路、東関東自動車道の建設による交通網の拡充がもたらす東京、横浜、川崎、千葉などの大都市との都市間競争の激化や、かずさアカデミアパークの建設による流入人口の増加、情報の氾濫など正に大きな変動が予測される21世紀を迎えるにあたり私たち青年会議所は2つの目的のために、創立30周年を迎える1995年を期に名称を変更する決断をしました。
私達は変革の先駆者として、当活動エリアのつながりをより密にし、広域行政を推進する必要性を市民および行政に積極的に働きかけていくことが重要と考え、自らが実践し得るまず第一歩として、1992年の四市市民アンケートによって多くの方々に当地域の呼称として、支持され私達が提言した「かずさ」に名称変更しました。
またこの名称変更によって、木更津市以外の三市で当地域の団体として知名度低いため私達青年会議所の会員構成にアンバランスをきたし、会員拡大の障害になっていた要因を取り除き、バランスの良い会員構成によって組織のエネルギーを生み出し、当活動エリア全体に青年会議所運動の輪を拡げやすくした。
名称 | 承認日 | 承認番号 | 備考 |
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東京JC | 1949.9.3 | 001 | |
千葉JC | 1960.10.9 | 195 | |
木更津JC | 1965.12.12 | 311 | 1972年 社団法人設立許可 |
館山JC | 1969.12.3 | 428 | *スポンサーJCとは新しくJCを創設する際に推薦者となるロムをいいます。 *例会の始まりと終わりに鳴らす“ゴング”はスポンサーロムから頂き、 |
かずさJC | 1994.7.21 | 名称変更 | 実施日1995.1.1 館山JCのスポンサーとなる |
サマースクール | 1980年千葉ブロック主催「洋上セミナー」参加をきっかけに始まりました。 |
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わんぱく相撲“かずさ場所 | 東京JCが始めた運動で、全国のJCに広がり、地区大会、全国大会が開催されています。 |
やっさい もっさい | 1974年かずさ青年会議所が企画し開催したのが始まりです。 |
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エバーグリーンコンサート | 1990年、創立25周年記念事業「夢が森をつくる」と題したコンサートを始まりに、かずさJC主催で何年か 開催した後、“かずさ音楽の森の会”に主催をうつし、現在は「かずさ音楽祭」として開催されています。 |
四市合併を考える | 木更津青年会議所設立当初から討議されていたそうです。2000年に住民アンケートを取る活動などを行ないました。 |
※このような先輩方が行った活動を詳しく知りたくなったら、納涼例会、望例会など先輩と交流する機会あるときなどに、積極的に聞きに行こう!!
かずさJCは、1969年9月19日に、台湾の花蓮において姉妹締結の調印式をおこない、以後お互いに交流し、現在も活発に交流しています。
我々の町木更津市は江戸時代より情緒豊かな港町として栄え、昭和になつてからは海軍航空隊基地として日本の国防の重要な役割を果しておりました。戦後は日本経済の成長発展に伴い東京湾横断橋の実現を近い将来に控え、京葉工業地帯の中心地として発展が約束されております。
この様な時にあたり、私達青年は、課せられた使命の重大さを痛感し、持てる若さと情熱を傾注し、地域社会の開発発展に貢献いたすべく、ここに志を同じくする者相集い青年会議所を設立する運びと成りました。
青年会議所(Junior Chamber of Commerce)は満20才から40才迄の指導的青年経済人によって組織された国際的な不偏不党の集まりであります。世界80余ケ国と共に日本に於きましても、現在全国300有余の都市に存在し極めてアクチイブな活動をいたして居ります。その目的と精神はJC綱領の示す如く、社会的、国家的、国際的な責任を自覚し力を合せ青年としての英知と、勇気と、情熱を以て明るい豊かな社会を築きあげることにあります。 その為に私達は指導的訓練(Leadership Training)を基調とした修練を積み、会員相互の深い信頼と連帯感(Friendship)を深め、社会への奉仕(Service)を行なうものです。
この様な活動を通し我が愛する郷土新しき木更津のより飛躍的発展を願うと共に日本国内はもとより世界の青年と提携し国際的理解及び親善を助長し世界の繁栄と平和の為微力を尽くし度いと念願しております。こゝに木更津青年会議所設立の趣旨があります。何卒地域社会の各位におかれては心からなる御賛同と積極的な御協力を切望致す次第であります。
昭和40年11月
木更津青年会議所設立準備委員会
That faith in God gives meaning
and purpose to human life;
That the brotherhood of man
transcends the sovereignty of nations;
That economic justice can best be won
by free men through free enterprise;
That government should be of laws
rather than of men;
That earth's great treasure lies in
human personality; and
That service to humanity is the best
work of life.
「信仰は人生に意義と目的を与え
人類の同胞愛は国家の主権を超越し
正しい経済の発展は
自由経済社会を通じて最もよく達成され
政治は人によって左右されず法によって
運営さるべきものであり
人間の個性はこの世の至宝であり
人類への奉仕が人生最善の仕事である」
To provide development opportunities / that empower
young people / to create positive change.
より良い変化をもたらす力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供すること。
To be the leading global network / of young active citizens.
若き能動的市民の主導的なグローバル・ネットワークになること。
一般社団法人 かずさ青年会議所
第57代 理事長
能城 匡彦
2011年3月11日の東日本大震災における未曽有の災害によって大切な人や仲間が犠牲になり、多くの人たちが日常を奪われました。復興を願い新たな一歩を踏み出し、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、日本は未来を想い描き人々は歓喜するはずでした。ところが 2019 年は関東地方を中心に大型台風によって大きな被害をうけ、そして 2020 年・ 2021 年と新型コロナウィルス 感染症によって、人類のあらゆる尊厳を脅かし、世界規模で社会的、経済的、そして政治的危機を引き起こしながら、依然として私たちの生活に甚大な影響を与えています。
このように近年、私たちは予測不可能な未だかつてないほどのことを経験し、そこから多くのことを学んで一生懸命に今を生きています。昨日までの日常生活が一変し、明日がどうなるかわからない。しかし誰もが不安になる時代でも前を見て、歩んで行かなくてはなりません。時代は私たちを待ってくれません。過去に戻ることや過去を変えることはできないのです。そして人の命には限りが あります。生きている間に今よりも充実した生活を求めるなら、現実を受け入れ、諸問題から逃げずに向き合って、他人まかせにせず、共に助け合いながら未来を信じて時代を切り拓いていかなくてはならないと考えます。過去と他人は変えられませんが、私たちの行動によって未来と自分は変えられます。
大きな社会問題に直面した時は、必ず人々が関わり、人々が支え合って今日に至っています。つまりは社会を作るのはそれぞれの地域に住む人々で、私たちがいるから「まち」が存在します。その「まち」の生活環境を整えるためにまちづくりが行われ、「まち 」と「ひと」で社会が成り立つのです。地域に住まう「ひと」たちがそれぞれに相手を敬い感謝することで、人々の心が豊かになり、信頼し助け合いの心を育み、自分だけでなく他人と共に「明るい豊かな社会」を築き上げていけると考えます。
このように誰かのために尽くす精神、社会のために役立てる人材の育成、社会を変える力を育めるのは青年会議所であると考えます。そして自分を見つめ、自分を磨き上げ、新しい自分を見出せる、自分のための場所が青年会議所です。
これまでに青年会議所の活動はひとづくりからまちづくりへと繋げて事業を展開してまいりました。そして地域に根差した青年経済人が集う組織として、自分たちが住むまちを愛し、関心を持って大きな未来を描いて日々を活動しています。現在においては青年会議所以外の団体も増え、地域への関心が広がり各分野で運動が展開されています。
このように地域愛を持ってまちづくりに関心を持つひとが増えることによって持続可能な地域を創り、理想とする社会の実現化に近づくためこれからも青年会議所活動をしっかな地域を創り、理想とする社会の実現化に近づくためこれからも青年会議所活動をしっかりと継続していくことがとても大切であると考えます。りと継続していくことがとても大切であると考えます。
「JCしかない」時代から「JCもある」時代になったと揶揄されること がありますが、社会を変えていくことができるのは今も昔も「 J C しかない」と信じています。まちづくりを行う団体が数多くある中で、自ら社会の課題を抽出するとともに、解決に向けた政策を立案し、実行できるのは青年会議所だけであると思います。つまり私たち青年会議所は、
「新しき世紀よ の 希望 のぞみ となりて」
とJCソングにあるように、いつの時代にも青年会議所が希望をもたらす起点となって、その特性を活かして地域、そして日本を変える運動をこれからも生み出していかなくてはならないです。そのためには地域のことにもっと関 心を持ち、ひととひととの社会性を持って積極的に青年会議所活動を精一杯楽しんでいただきたい。常に相手のことを想いやり、誰かが困っていたらすぐに手を差し伸べて、辛いときや苦しいときには心を寄り添ってい
ただきたい。一人だけではなく誰かと一緒に活動を楽しみ、喜びを分かち合い、心を尽くしていこう。
これまでのいろいろな経験を「点」とすれば、それをつなげることで「線」となり、助け合い協力することで「道」となります。「今行っていることは、必ず未来につながる」と信じることができれば大きな自信となるでしょう。理想は高く考え、 夢は大きく持ち、信念を捨てずに大きな未来を描き一緒に歩んでいこう。未来は変えられます。ひとりではなく一緒に未来を変えていこう。そして一緒に夢を叶えよう。生まれ育った、愛するこの地域を一緒に創造していきましょう。
【最後に】
JCに入会し 11 年目となります。入会したきっかけは 2011 年 3 月 11 日の東日本大震災で被災された方々に何か力になりたいと思い「ひとのために」という想いを抱きました。一人では何もできない自分を知り、 JC と出会いました。楽しいことも辛いこともたくさんありました。その中で多くの先輩からたくさ んのことを学ばせていただきました。いつも誰かに寄り添っていただき JC 活動がいつも楽しかった。時には「自分のことで精いっぱいで、まちづくりなんて、誰かのためになんて、やっている場合じゃない」と思う時期があり JC を辞めようと思い悩んでいたこともありました。その時も JC の先輩や仲間がそばにいてくれて今があります。これまで支えてくださった先輩や仲間そして JC 活動に送り出してくださった家族や会社の人たちに感謝致します。
「若い我等」に「互いに尽くす楽しさこそがJC の理想」とありますが、私が今も続けられている原点です。 JC で多くの仲間と共に過ごした時間は私にとっての財産です。これまでに56人の理事長と数多く先輩方のご尽力によって地域からの信頼を得て、現役メンバーが自由に活動をさせていただいております。伝統ある一般社団法人かずさ青年会議所が更に大きく前進するために、一人ひとりが手と手を取り合って、共に助け合い、明るく元気に、自分らしく全力でJC活動をやり尽くしてまいりましょう。
どんなことがあろうともすべての責任は私が取ります。是非メンバーの皆さんには失敗を恐れず、積極的に活動し、いろいろなことに挑戦していこう。社会の変化 は急速に進みます。いち早く情報を集め、先駆けて行動していこう。そして、メンバーの誰一人取り残すことなく皆で一歩を踏み出そう。やると決めたら、やるべき事をしっかりやる。その時が苦しくても、つらい事でも、その行動をするからこそ、次に楽しさや喜びがわいてくるのです。まちのために尽くす、ひとのために尽くす、そして自分のために尽くして一年間楽しんでいこう。笑顔が絶えない、活気あふれる一般社団法人かずさ青年会議所にしてい
きましょう。最高の一年にすることをお約束いたします。
2013年、法人格を一般社団法人へ移行し、定款諸規則改正を行い現在まで運営してまいりました。認証時、正会員数が47名もいた時代から現在はその約半分の人数で運営しています。運営諸規則を改めて見るとこのまま会員数が増えないと会を運営していけなくなる仕組みとなっています。定款並び会員に関する運営諸規則等を今一度見直し、改正が必要です。更には一般社団法人への移行に伴い、会計を見直しこれまで収入に対して支出を省けるものは省き、細やかな予算立てを行ってまいりました。会員数の減少により組織が弱体化しても社会に大きなインパクト を与えられるように事業費の振り分けはこれからも慎
重に予算立てをしていかなくてはなりません。そのためには更なる合理化を進め、効率良い組織作りを行ってまいります。例えば、 JC 手帳など年々ページ数が増える度に作成費が嵩みます。しかしながら JC 手帳は無くすことはできません。 JC 手帳は組織運営において大切なプラットフォームの一つです。例年通りという概念は捨て新たなプラットフォームを構築する必要があります。環境保全のことも考えてペーパーレス化の更なる推進を行ってまいります。
また、新型コロナウィルス感染症によって様々な新生活様式が確立されました。その内、テレワークや ZOOM 会議というものは JC でも身近なものとなりました。 JC は委員会、理事会など様々な会議を行い、一つの議案書から大きな事業を形にしていきます。これに伴いアジェンダの配信、当日の議案書修正及び差し替え等でデータを共有するためのツールがメール、 LINE 、 USB メモリーといった手法です。効率的な時間の使い方を目指し、スピーディーに動き出すためには現状の共有システムの改善は必要です。 ICT スキルの向上に努めてまいります。
私たちは、入会認証式の際に誓約書朗読で「恥ず かしくない行動を誓います。」と誓いました。この言葉のように恥ずかしくない姿を見せるためには、まずJCメンバーの前にビジネスマンとして身だしなみや接遇面、日本人としての礼儀作法を身につけるといった会員資質向上の研修が必要です。自分にもっと意識を持って、まずは自分づくりから始めましょう。他人や他団体と比べて、いつもJCはかっこいい人の集まりであり続けるよう努めてまいりましょう。
20歳から40歳の脂ののった時期にJCを選び、せっかく活動するのであれば楽しくなければならない。やりがいがなければならない。JCは厳しくなければならない。JCは単なる仲良しクラブではありません。 JC は本気で社会を変えられる志の高い人が集まる組織です。私はJCの力を信じています。
私たち既存メンバーはいろいろな理由でJC と出会い、最終的に自分の意志で JC に入会をしたと思います。しかし、自分の意志ではないのに巻き込まれているひとたちがいます。それは家族と会社の社員たちです。家族や社員たちから「また JC ですか?」と言われても私たちを送り出してくれている。そしてその間、家庭や会社を守ってくれている。そんなひとたちをがっかりさせないでほしい。裏切ら ないでほしい。だからこそ JC の力を信じ、真剣に JC をやり尽くし、本気で社会を変えるために日々の活動を取り組んでいただきたい。このように自分づくりをしていくうちに、自分の周りには大切なひとたちがいることに気づかされます。自分づくりの次に今度はその大切なひとのために JC 活動を行ってまいりましょう。
2021年度、29名以下の LOM 数は全国で約 60 %を占めており、会員数は過去10年で約19%減少していることから、将来的な組織力の低下が懸念されています。私たちもこの問題に含まれる組織であって 会員増強は急務です。 JC は 40 歳を迎える年度で卒業となります。運動を続けていくためには、常に人材を受け入れていかなければなりません。いつの時代も社会を変えることのできるのは JC であり、その社会に最も必要とされる組織としてあり続けるためにも新しい仲間を増やしていかなければなりません。数は力であり、多くの挑戦に挑むことができます。つまり様々な事業を行うことができます。これからは特に女性会員や 20 代の会員は貴重な存在です。それは事業や運動がより良い変化を起こす可能性を秘めているからです。青年に成長と発展の機会を提 供し、社会で活躍できる人材育成、人材の輩出を行える持続可能な組織であるために女性や 20 代の心をつかむために柔軟性があって解放的であり迅速な対応ができる組織へ進化させ、 会員拡大活動を引き続き全メンバーで行ってまいりましょう。メンバーの当事者意識を図るために会員拡大全体会議を実施いたします。
いつの時代もJCが必要とされる組織として貴重価値を高めるためには、私たちの活動内容を発信することがとても重要です。日々の活動やJCが行っている運動を地域の人々に理解を得て共感をして頂くことで、広くJC運動が展開されていきます。地域の人々へまちづくりに対する関心をさざ波のように広げ、共感・協力し合える仲間を増やすことでまちはもっと良くなっていきます。広報活動は極めて重要なことであって、会員拡大活動に直結します。効果的でダイレクトな広報活動を行ってまいります。
日本は人口減少・少子高齢化が進んでいます。今後自治体として存続できない可能性のある 「 消滅可能性都市」が 2040 年までに 896 の市町村区が消滅するという予測が立てられています。私たちの活動エリアである君津市、富津市も将来的には該当する 都市とされて
います。平成 25 年度総務省「人口推計」によると 2060 年には総人口が 9000 万人を割り込み、高齢化率は 40 %近い水準になると推計されています。地方から都市圏への人口集中は戦後の傾向で、近年は東京への一極集中が顕著になっています。中でも若年層の人口集中が進んでおり、今後地方は少子化がより一層進む見込みです。
また、消滅可能性都市を引き起こす原因として、極点社会の存在があります。極点社会とは、地方から都市部への人口の流出が進み、大都市圏に人々が凝集して生活している社会のことです。 誰かが何とかしてくれ るという根拠のない妄想に逃げ込み、他人事と捉えていたら、まちからひとが離れ、生まれ育ったまちは将来無くなってしまうでしょう。まずは 地方から若年層の流出を防がなくてはなりません。優秀な若者の流出を防ぐために、
若者と一緒に地域の未来を創り上げるというプロセスとして、故郷への誇りを持たせること、ひとやまちへの関心を持たせることが大切です。そしていずれは、社会へ貢献できる人財として、あるいは私たちと一緒に活動する仲間となるよう人財育成プログラムの構築が必要です。 2022 年度は持続発展都市開発に関するまちづくり事業と して「かずさまちづくりフェスティバル 2022 」を開催いたします。
経済、文化等を通じて会員相互の理解と友情を深め、更にその感化を地域社会に及ぼし、異国間の親善と友好のために寄与する目的として 1969 年 9 月 19 日に姉妹締結を結んだ、社團法人花蓮國際青年商會との交流も53年目となります。国際交流事業とは、他国民族との交流と友好関係を結ぶことで相互理解を深め、そして長きにわたる友好関係と伝統を受け継いでいくことで世界平和の一助となり、今後も継続が必要です。社團法人花蓮國際青年商會との関係を維持し「恒久的な世界平和」の一歩となることを願って友好関係を更に深めてまいります。
「JCしかない」時代から「JCもある」時代となりました。この地域には有難いことに目的や手法は違うけれど地域の為に活動を行う団体が多く存在します。差別化を図ることはビジネスにおいても良い事であると思いますが、ライバル視をする時代ではないと考えます。設立趣意書に「地域社会の各位におかれては心からなる御賛同と積極的な御協力を切望致す次第」とあります。明るい豊かで持続可能な社会の実現を可能とするために、JCのみならずのみならず地域市民や地域市民や数多くある団体との繋がりを大切にし、相互理解のもと互いに学びあえるような活動を目指すことが大事です。そのために、かずさ地域で行われている様々な事業へ積極的に参加及び協力することで情報を集め、新たな発見を見出しJC運動に繋げ運動に繋げてまいりましょう。
また、JCは出向制度があります。所属するJCで学んだ経験を出向先で比較し、そこで出会う他のJCメンバーとの交流によってJCを更に深め、持ち帰ることで組織に新しい風更に深め、持ち帰ることで組織に新しい風もたらします。これにより地域へ大きなインパクトを与えられる事業の構築や、持続可能な組織づくり向上に繋がります。JCに入会し、成長できるこれらの機会を積極的に活用しに入会してまいりましょう。
一般社団法人 かずさ青年会議所
会員拡大委員会 委員長理事
出口 桂史郎
会員交流委員会は会員同士の交流を深めるべく活動して参ります。活動を共にする仲間と交流し、自分にはない考えを学ぶことで自己成長に繋がる機会をつくります。
今まで交流のなかった会員とも積極的に言葉を交わし、自身の想いや考え方を共有し、同じ目標へ向かい切磋琢磨し合うことにより会員同志の絆が生まれ結束力が強まり成長できると考えます。そのため、例会では会員同士の交流をはかる以外にも、他団体との交流や会員の家族や知人との繋がりを築き、後世へ引き継がれる様な設営を行います。会員と親睦を深め合い、仲間の大切さを実感し、活動への意識を高める事を目標とします。
私たち会員一人ひとりが自身の魅力を向上させ、想いやりをもち協力し合い支え合って、時にはぶつかり合うことで、「ひと」の心がわかる会員へと成長します。お互いに育み合った心こそが会全体の想いとなり、さらに一体感をもつ魅力的な活動となることを目標とします。
そのために担当する5月、9月の例会では上記の事を念頭に活動します。
6月例会は他団体や地域の方々と一緒に勉強、交流が出来る公開例会を企画致します。2021年6月に行った公開例会では普段交流がなかった多くの方にご参加頂きました。この例会をよりブラッシュアップし、地域の方々と一緒により良い地域を目指す活動の先駆けとします。これにより活動の魅力を伝え、かずさ青年会議所の未来の担い手となる人材の獲得をし、活気溢れる団体を継続していくことを目標とします。
9月例会は会員の家族とも繋がりを築ける活動を行います。会員同士の繋がりだけでなく、日頃より活動を支えてくれている会員の家族同士でも交流を深めることができる様な例会を設営し、今日までの様々な運動や事業を伝えることで青年会議所活動の魅力アップに繋げます。他にも会員同士の交流を促進する企画を行い、会議所全体の活動を盛り上げていきます。
また名刺の管理、作成も担当します。他には執行部が行う花蓮國際青年商會との交流を支援し、各種地域事業への協力を行います。
一般社団法人 かずさ青年会議所
社会開発委員会 委員長理事
淺谷 充保
今年度、社会開発委員会が考える人財とは、かずさ地域の明るい豊かな社会を実現する、未来のある若者たちであり、その若者たちに多くの学びや経験を与える必要があると考えます。
また若者の東京への一極集中が顕著になっています。今後、地方は少子化がより一層進む見込みであり、消滅可能性都市を引き起こす原因として、極点社会の存在があります。
極点社会とは、地方から都市部への人口の流出が進み、大都市圏に人々が凝集して生活している社会のことです。まずは地方から若者の流出を防がなくてはなりません。
若者たちの都心への流出を防ぐために、一緒に地域の未来を創り上げるというプロセスとして、故郷への誇りを持たせること、ひとやまちへの関心を持たせることが大切です。青年会議所には、地域の事業主や従業員が在籍しているので、これから社会へ出る若者に対し、就職活動の模擬体験をするディスカッションをすることで、地元で就職する事のメリットなどを勉強し、正会員には自分を見つめ直す機会と、若者には自分を磨き上げる機会を見出す起点になれるように尽くします。
青少年期は大人になるために、かけがえのない大切な人生の一部です。これからの未来を担う若者・子どもたちの心を養い健全な人財育成に繋がる事業を推進するために、8月に持続発展都市開発に関するまちづくり事業として「かずさまちづくりフェスティバル2022」を開催いたします。
JCしかない時代から、JC もある時代へ移り変わっている中で今までとは違う角度や新たなアプローチとして地域の人々に興味を持って貰えるような例会事業を設営し、一度『かずさ青年会議所』という団体が行っている例会または事業に参加することにより、『かずさ青年会議所』に触れやすい状況を作って行けるよう尽くします。
今年度は、正会員だけでなく若者も巻き込んで、会員拡大をすると共に行動力と決断力を身につけます。夢を見て実現出来る事業や、会員内での親睦を図れる事業を計画、設営し委員会メンバー全員で尽くして行きたいと思います。
一年間、万全なコロナ対策を心掛けながら『かずさ青年会議所とはどのような団体なのか?』から『かずさ青年会議所とはこのような団体なのか!』へと変わるように社会開発委員会の活動を行って参ります。
一般社団法人 かずさ青年会議所
渉外委員会 委員長理事
浜田 智一
いつの時代も新しい社会を創造していくのは青年会議所であり、地域で活躍している青年経済人の力は必要と考えます。渉外委員会では、率先して他団体の行事へ参加し、渉外活動をして参ります。また、日頃から会員拡大活動に取り組むとともに、日本青年会議所を始めとする各地青年会議所間や、かずさ四市地域の諸団体との窓口として良識を持って渉外活動にあたります。更には、その役割を全うすべく各地青年会議所の情報を素早く的確に収集し、分かりやすく全メンバーへ伝達を行い、全メンバーが、状況を把握したうえで活動が出来る様にして参ります。
まずは、他団体との交流を深めるとともに、常に会員拡大を心掛け、声掛けは勿論、かずさ青年会議所の事業の周知、参加への促進をして参ります。日本青年会議所が行う、7 月のサマーコンファレスと10 月の全国大会の動員をはじめ、千葉ブロック協議会の事業に於いては、かずさ青年会議所内の理事会にて報告があった事業を迅速に、メンバーへ周知を図ります。特に一年のスタートである賀詞交歓会や、締めのブロック大会の周知はより早く実施し、円滑な動員を行います。
かずさ青年会議所の全メンバーとは、電話連絡にて促進をし、より多くのメンバーが参加出来る様に努めます。また、我々と同じく、かずさ四市の地域を中心に、活動している諸団体との窓口となり、メンバーへの周知は勿論、連携を図り、各地域事業への協力及び支援を行って参ります。
当委員会が活動して行くなかで、他団体とは事業を通じて交流を深め、7月第一例会アワーでは、地域のために同じ志を持って活動している方々を巻き込んだ青年会議所でしか出来ない魅力ある例会アワーを実施し、普段からのお声がけとの相乗効果を図るとともに、会員拡大に繋げて参ります。
最後に、各渉外活動を通じて、明るい豊かで持続可能な社会を実現可能とするために、地域市民や数多くある団体との繋がりを大切にし、相互理解のもとに学びあえるような事業へ積極的に参加及び協力することで、一人でも多くのメンバーが同じ時間を過ごし、同じ経験を積むことが出来るような「参加しやすい環境づくり」を心掛け、一年間活動して参ります。
一般社団法人 かずさ青年会議所
会員資質向上委員会 委員長理事
藤本 貴大
日本で生きていくうえでの国民の三大義務である「納税」・「勤労」・「教育」。生まれてから成長する過程に人は、様々な経験や体験をし、目や耳へ飛び込んでくる新たな情報知識として取り入れる。成長とは子どもの頃から小さなストレスを積み重ねることで、生きる抗体を持ち、その後の将来を無限大に広げていくと考えます。昭和、平成、令和と時代が大きく流れるにあたり、仕事の幅というのも大きく変化してきました。将来の可能性を秘めた我々委員会メンバーは「勤労」に着目をし、新たな学びを取り入れていく必要性があります。「時代と生きる」から「時代に順応する」へシフトチェンジする事こそ、かずさ青年会議所で学ぶ意義があるのではないでしょうか。
勤労とは勤めに励むことであり働くうえでは最低限のビジネスマナーは必須であります。
なぜビジネスマナーが必要なのか。
私たちは、労働の対価として日々の生活に必要な賃金を得ています。その多くの労働は人と人とを通じて行われています。
私たちは「信頼できる人間である」ことをまず示さなければならない。「信頼できる人間」とはどんな人間だろうか。ビジネスのシーンにおけるそれは身だしなみ、言葉遣い、立ち振る舞い等、所作が美しい人間であることだと考えます。服装がだらしなく、言葉遣いが馴れ馴れしい人間と比較すれば明白なものと思います。私たち青年経済人は、様々な個性が世の中に溢れている今だからこそ、しっかりとしたビジネスマナーを取り入れていくことで地域のリーダーが備えるべき「人間力」の醸成につながると考えます。
当委員会の担いである3分間スピーチも正しい言葉を多くの人へ配信する成長の場としてサポートを行います。そして、仕事の礎となる事業を例会アワーとして発信していきます。
また、近年かずさ青年会議所はメンバー減少傾向にあります。ただ私たちかずさ青年会議所は時代の流れにもうまく順応していかなくてはなりません。委員会組織は小さくなれども、方向性は常に前進し続けます。「個は組織に勝ることはできない」私は小さい頃からこの言葉に疑問を抱き、この言葉をエネルギーに変え、「個の力」があれば、たとえそれが少数であろうとも、このかずさの地に会員資質向上委員会は必ず貢献できると信じています。そんなメンバーが減少傾向にある今、各委員会は過去に比べると小さい球ではあるが、固く、中身のぎっしり詰まった強い球体になれることを信じ、「組織力向上」をテーマに例会アワーを構成してきます。
先輩方の築き上げてきたこのかずさ青年会議所を今後60 年、80年、100年と続けていくうえで、地域の方に必要とさせる組織団体をこれからも目指し、私自身「かずさ青年会議所に入会してよかった」また「この地にかずさ青年会議所があってよかった」と、感じてもらえるよう一年間、挑戦してまいります。